鍼灸師コウタのおうちでできる灸セルフケア 「吐き気・嘔吐」編

こんにちは。やお駅前鍼灸接骨院の鍼灸師コウタです!

今日は吐き気・嘔吐に対するお灸のセルフケアを紹介します!
吐き気や嘔吐が普段からある人は少ないとは思いますが、お酒の飲みすぎで二日酔いや
風邪をひいている時は症状がある人は多いと思います。そんな時に効果的なツボを紹介していきます!

吐き気・嘔吐とは・・・

吐き気・嘔吐は乳児から大人まで、誰にでも起こります。
暴飲暴食や乗り物酔い、ストレスなどの日常生活上の原因で起こる場合もあれば、
急性胃炎や胃潰瘍・十二指腸潰瘍などの消化管の病気、また脳出血や脳腫瘍などの
脳の病気、精神疾患、妊娠初期など体内の代謝の変化など、原因は多くあります。

東洋医学で診る吐き気・嘔吐

東洋医学で吐き気・嘔吐を見ると原因は西洋医学とほとんど同じです。
暴飲暴食、食あたり、風邪、つわり、ストレスなどが原因です。
これらの原因で胃の下におろす機能が正常に働かなくなると、胃の気が上逆して起こると考えられます。
心を安定させ、胃の気を下げ、水分代謝をよくするとおさまります。

ツボを使ったお灸の仕方

2つのツボにお灸をしていきます。

・郄門(げきもん) 「気の流れを整える」
手首と肘の中間ぐらいの位置にあり、気・血が集まるツボです。
精神状態を落ち着かせ、気の流れを整える働きがあり、吐き気を抑えたり、心痛、
胸痛にも役立ちます。

場所:内側の手首から肘に向かって、指4本分と3本分とったところ。


・手三里(てさんり) 「胃腸の働きを改善」
疲れ目に有効なツボとして紹介した手三里は、弱った胃腸の働きを改善する働きもあります。
二日酔いや腹痛にも役立つツボです。

場所:肘のシワから手首に向かって指3本分いった親指側


お灸をする時、1つのツボに3個お灸をしましょう。
熱くて我慢ができないときはもうそこにはお灸を必要としていない体のサインなので、やめましょう。
気持ちが良いのが一番良いので嫌な感じがしたら中止しましょう。我慢はしてはいけません!

万能ツボ

様々な症状に対応する守備範囲の広いツボです!
「合谷」「三陰交」「足三里」の3つのツボを紹介します。何かあったときやどのツボにお灸をしたらいいかわからないとき
は、まず、この3つのツボを思い出してください!

「合谷」(疲れ目、花粉症、風邪のひきはじめ、イライラ、あがり症、肌荒れ、月経痛など)
 日常的に起きる症状に効果があるツボです。
 合谷は、指先から腕を通ってのど、口、鼻の脇へ、もうひとつのルートは肺を通って大腸につながります。生命エネルギーのルートにあり、    
 ここにお灸をすると全身の血流の流れがスムーズになり、このルート上にある様々な器官の症状が緩和されます。

場所:親指と人差し指の骨が出合う、人差し指側のくぼみ。押すとへこんだり気持ちが良いところ

「三陰交」(肌荒れ、月経痛、月経不順、頻尿、眠りが浅い、多汗症、冷え症まど)
 三陰交は婦人科系の特効ツボといわれます。足を通る陰の3つの経絡(脾、腎、肝)のすべてがここを通過することからこの名前がつきました。
 このルートの疾患を網羅し、広く汎用されるので、万能のつぼというわけです。

場所:内くるぶしから指4本分、上にいったところの骨ぎわ

「足三里」(肌荒れ、月経痛、月経不順、頻尿、眠りが浅い、多汗症、冷え症など)
 合谷と同様に守備範囲の広いツボで、胃に通じるツボです。
 気・血を補い、抵抗力を高める働きがあるので、全身の症状に対応できるのでしょう。

場所:膝のお皿の下の外側のくぼみから、指4本分下に行き、すねのすぐ外側

近鉄八尾駅徒歩3分 やお駅前鍼灸接骨院

当院では痛みだけでなくその人の生活習慣などを見直し同じ症状が再発しないように指導させていただいています。
そしてその人に合ったオーダーメイド治療を行なっています。

交通事故、むち打ちなどもお任せください

院長自ら積極的にスポーツイベントに参加しているため、スポーツされるかたの体のケアもおまかせください。
またマタニティー、出産後のケアも行っております。
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