院長日誌38日目　交通事故、むち打ち治療に重要な3つのポイント　②

こんにちはやお駅前鍼灸接骨院の前川です。
1月も半分が過ぎ、朝の冷え込みが強いですがいかがお過ごしですか？
コロナの流行とともに今年はインフルエンザも流行の兆しを見せているので手洗いうがい、手指の消毒など感染対策をしっかりと行いましょう。
換気も重要ですが加湿をし湿度を60％以上をキープすることでインフルエンザウイルスの増殖を抑え不活性化させることができます。換気、加湿をしながら感染対策を行いましょう。

本日は交通事故、むち打ち治療に重要な3つのポイントの続きです
前回3つの重要なポイントのみお伝えしました。
1.首、頭のアイシング　氷枕
2.頸椎の矯正
3.筋肉は触りすぎない

今回は首、頭のアイシング　氷枕について解説していきます。

1.首頭のアイシング、氷枕

交通事故後一番重要なことはアイシングです。
交通事故が起きた時は交感神経系による防衛反応がでます。
交感神経とは自律神経の一種で体を動かす時や頭を動かす時「闘争と逃走」にかかわる神経といわれています。
脳の中では警報アラームが鳴り、体を守るための準備を始めます。
危険を早く見つけるために過覚醒による感覚過敏状態となり、
筋緊張が増大し常に力が入っているような状態へとなります。
そうなると首肩の痛み、頭痛やしびれに発展することも多くなります。

事故直後は交感神経が体の痛みを麻痺させるため、
事故をした当日から2,3日ぐらいは痛みを感じていない場合が多くみられます。
また事故の記憶が深く残るためその後も交感神経が優位に働きやすい体質へと変化することもあります。
交感神経優位になっているほとんどの場合が脳が働きすぎるため頭や首に熱がこもります。
熱が頭に残っていると交感神経を優位にしやすくなります。
その熱を取っていくことが最重要課題です。
その神経を正常に戻すために重要なものがアイシング、氷枕です。

頭の熱を取るために

地球上で一番熱を吸収する物質、それは水です。
その水と氷を使って冷やすことにより頭の熱、首肩の炎症を取っていくことが来ます。

頭の熱を取ることで早く交感神経優位な状態を緩和させることができ筋緊張が取れやすくなります。
また氷水を頸部に当てることで均等な圧力がかかり頸椎の矯正効果がでます。

頭を冷やす場合最適なものは氷枕もしくはSスリープです。
痛みが出ている部分を局所的に冷やすのであれば氷嚢がおすすめです。

氷枕

S-Sleep

氷嚢

使ってはいけないもの

使ってはいけないものそれは冷えピタや湿布、保冷剤、アイスノンです。

冷えピタ、保冷剤、アイスノンは熱を吸収する力が弱く体表しか冷やせません。
奪いたい熱は筋肉の奥にあったり、脳となるので深部まで冷やすことのできないものは効果がありません。

また湿布は貼りっぱなしになることが多いためおすすめしません
湿布には消炎鎮痛効果がありますが長時間張ることで皮膚から熱が逃げなくなってしまします。
熱が外に逃げないと熱がこもり再び炎症をが出やすくなります。
ですので湿布を使う際は３０以内に湿布を取ることをお勧めしています。

本日のお話はここまでです。
次回は頸椎の矯正についてのお話です。

近鉄八尾駅徒歩3分 やお駅前鍼灸接骨院

当院では痛みだけでなくその人の生活習慣などを見直し同じ症状が再発しないように指導させていただいています。
そしてその人に合ったオーダーメイド治療を行なっています。

交通事故、むち打ちなどもお任せください

院長自ら積極的にスポーツイベントに参加しているため、スポーツされるかたの体のケアもおまかせください。
またマタニティー、出産後のケアも行っております。
体のことでお困りの方は一度ご相談ください。

生活指導はこちらから見ることができます。

近鉄八尾駅西口より徒歩3分
八尾市本町７-７-12　1F
ファミリーロード入口の店舗です

ご予約、ご相談はお電話、ラインでお受けしております。
TEL　072-988-7717
ライン予約は友達追加をし、お名前、希望日時、症状、電話番号を明記してください
直接メッセージでご予約を確定させていただきます。