院長日誌 5日目 年末年始
こんにちはやお駅前鍼灸接骨院の前川です。
皆様年末年始はいかがお過ごしでしょうか?
私事ですが先日、日本柔整外傷協会より西洋医学外傷鑑別診断法及び外傷保存療法最高峰固定術実技の全教育課程を修了し無事審査に合格しました。
今でもスポーツが好きな私がスポーツ外傷や骨折脱臼に深くかかわっていけるようにこれからも勉強を続けていきたいと思います。
本日の本題は年末年始の診療についてです。
年末は12月30日13時まで
年始は1月5日からとなっております。
その期間に体に痛みが出た方はまずアイシングをしてください。
痛めてすぐは炎症が強く出やすいため患部に熱を持ちます。
その熱を放置していると炎症が落ち着かず痛みがなかなか取れにくくなってしまいます。
そこで熱、炎症を取るために有効なのがアイシングです。
アイシングとは患部を冷やすことです。
冷えると痛い、寒い日は痛いとよく言われますが冷えると冷やすの違いがあり、その違いが重要です。
冷えるとは外気などにより体の表面の温度が下がった状態。
この状態は身体の表面温度と身体の内部温度の差により神経が過敏に反応し痛みを感じやすくなります。
冷やすとは氷、水を使い患部を冷やすことです。
この状態は表面温度、身体の内部温度の差がなくなるためアイシングによって痛みが増幅することはありません。そのため痛み、炎症、熱を取るためにアイシングが重要になります。
アイシングには3つのポイントがあります。
1、必ず氷水を使うこと(保冷剤やアイスノンはX)
氷は地球上で一番熱の吸収率がいい物質です。
保冷剤やアイスノンは熱の吸収効率が悪く筋肉や
関節の奥の熱を吸収することができません。
2、患部に直接氷を当てること
氷はビニール袋もしくは氷嚢に入れてもらい、
その袋を直接皮膚にあててください。
タオルを巻いたり服の上からしてしまうと
冷却の効果が下がり熱、炎症が取れにくくなります。
3、30分以上連続して冷やすこと
筋肉、関節の奥まで冷却をするためには30分以上の
時間が必要です。
時間が短いと炎症が取れません
以上の3つのポイントを守り患部をアイシングすることで痛みの軽減や悪化の防止をすることができます。
またアイシングをしてはいけない場所は心臓の近く、喉です。
それ以外の場所はアイシングをしてOKです。
痛みが強い場合は30分アイシング→1時間休→30分アイシング
と繰り返し行うことで早く痛みを軽減させていくことができます。
痛みが出た際はぜひアイシングを行ってください。
またラインの友達登録をしていただくといろいろな質問にもお答えできますので
いつでもご相談ください。
当院では痛みが出ている患部だけでなくその痛みを作っている原因を探し適切に治療することでその人に合ったオーダーメイドな治療を行なっています。お体に痛みが出た際は我慢せず一度ご相談ください。
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