院長日誌9日目 側弯症
こんにちは、やお駅前鍼灸接骨院の前川です。
寒い日が続いておりますが皆様いかがお過ごしでしょうか?
本日は先週来られた高齢の側弯症の方の話です。
側弯症とは?
側弯症とは背骨が左右に弯曲した状態です。湾曲が強くなってくると背骨が回旋(ねじれ)が出てくることがあります。 左右の肩の高さの違いや、肩甲骨の突出、腰の高さの非対称、胸郭(きょうかく)の変形、肋骨や腰部の隆起(前かがみをした姿勢で後ろから背中をみた場合)、などの変形を生じます。
側弯症には先天性、後天性があり、先天性は生まれつき椎骨の形に異常があることで発症するものです。
後天性は幼児から大人まで様々な年代性別で起こります。原因はわからないことが多いといわれていますが、
多くは歩行不足により背骨の関節が緩み発症します。また普段の姿勢や骨盤のゆがみなど生活習慣によっても発症します。
高齢の方の場合は背骨の圧迫骨折や変形、普段の姿勢の積み重ねによって背骨が湾曲してきます。
特に骨盤のずれが強く出ていると身体ごと傾いてしまうので側彎症になる確率がすごく高くなります。
側弯症の治療
今回来られた患者様は70代女性で胸腰移行部が左側に膨らむ(左凸)という形です。
初回は「なぜか身体が右に傾く、歩いてても座ってても身体が傾いてしまう」ということで検査をしました。
すると骨盤が右側に強く傾いていました。骨盤は身体を支える土台なので上半身も右側に傾き側弯を作っていました。
治療は右側に傾いている骨盤の矯正、側弯で負荷のかかっている最長筋、腸肋筋を緩めるための筋肉アプローチをローラーと手技で行い、
リダクターを使い背骨の関節を整える治療を行いました。その後鍼灸施術で筋硬結の緩和と自然治癒力のUPを行いました。
初めの一週間は続けてきてもらい歪みを徹底的に治していきました。
治療効果が3日目で!!
治療を始めて3日後ぐらいで目に見えて治療の成果が出てきました。



写真のように左が側に膨らむように出ていた骨のずれが改善されてきました。
まだ体がきれいな位置を覚えていないので時間がたつとまた歪んできますが、
続けて治療を行っていくことで正しいきれいな位置を身体が覚えるので
治療をしなくてもいい状態を身体がキープできるようになります。
その状態を目指してまずは3か月様子を見ていこうと思います。
やお駅前鍼灸接骨院では
このように当院では痛みが出ている患部だけでなくその痛みを作っている原因を探し適切に治療することでその人に合ったオーダーメイドな治療を行なっています。また生活習慣の見直しにも力を入れ同じような症状の再発防止も行っております。
同じような症状でお困りの方は一度ご相談ください。
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