院長日誌25日目 アイシングの効果 正しいやり方 冷えると冷やすの違い
こんにちは、やお駅前鍼灸接骨院の前川です。
8月に入りお盆休み間近ですがいかがお過ごしでしょうか?
本日はアイシング(冷やす)お話です。
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アイシング(冷やす)とは?
アイシングは人の体にとって重要な行為です。
しかし正しい知識がなく間違ったやり方をしてしまうと効果が出ないばかりか、
症状を悪化させてしまう可能性もあります。
まずはアイシングについて知っていきましょう。
アイシングとは患部(痛みの出ている場所)を冷やすことです。
しかしただ冷やせばいいというわけではありません。
また冷やすと冷えるの違いもしっかりと理解しておきましょう。
冷えると冷やすのちがい
冷えると冷やすは似ていますが全く別物です。
冷えるとは外気などにより表面が冷えた状態です
体内と皮膚の表面温度の差が大きくなるため感覚が敏感になり痛みを感じやすくなります。
冷やすとは氷水を使い身体の深部まで冷やし熱、炎症をとる事です。
冷える場合とは違い表面温度と体内の温度の差がないため感覚が敏感ならず炎症を抑えるため痛みが軽減します
アイシングのやり方
ポイント 1
必ず氷と水を使う
水が地球上で一番熱の吸収の効率が良く深部まで冷やすことが出来ます。
保冷剤やアイスノンでは熱を吸収することが出来ません。
ポイント 2
直接皮膚に当てる
ビニール袋か氷嚢に氷と水を入れしっかりと閉じてから皮膚に直接当てます。
氷の袋をタオルで覆ったり、服の上からすると冷却の効率が落ち身体の奥に起きている炎症の熱を取れません。
タオルを使って氷の袋を固定するのは有効なです。
ポイント 3
冷やす時間は30分
冷やす部位にもよりますが基本は30分間冷やしてください。
指を冷やす場合は20分
股関節や急性の強い痛みの場合は40分を目安に冷やしてください。
一度冷やしてから1時間程度時間を空け同じように冷やせると効果的に炎症、痛みを抑えていくことが出来ます。
注意点
心臓の近くは冷やさない
心臓の拍動のペースが乱れることがあります。
喉は冷やさない
喉を冷やすと免疫力の低下を招くことがあります。
目を冷やす場合は濡れタオルを使う
目はデリケートなため氷で直接冷やすと冷えすぎてしまいます。
目の上に濡れタオルを置きその上に氷の袋を乗せましょう。
時間は10分を目安とし15分以上は冷やさないようにしましょう
目のアイシングは目の疲労回復に効果的です。
目の疲れが出やすい方には特におすすめです。
アイシングの効果
①炎症を抑える
炎症で起きる熱を取り除き炎症を抑えていきます。
②関節の整復
氷での局所冷却で1平方センチ当たり1キロの圧力がかかり関節が整います。
③疼痛の緩和
知覚の鈍麻をおこない痛みを緩和させます。
④関節の変形の予防
関節や骨に熱が溜まると骨の枠組みであるゼラチン質のたんぱく質を溶かします。
溶けた枠組みにカルシウムが沈着していくため変形します。
その溜まっている熱を取り除くことで変形を予防します
⑤細胞の寿命を延ばす
アイシングを行うと細胞の働きはゆっくりになるため細胞の老化が進みにくく寿命を伸ばすことが出来ます。
このようにアイシングにはたくさんの効果があります。
痛みが出たときにはまずアイシングをし炎症を出来るだけ抑えていきましょう。
近鉄八尾駅徒歩3分 やお駅前鍼灸接骨院
このように当院では痛みだけでなくその人の生活習慣などを見直し同じ症状が再発しないように指導させていただいています。そしてその人に合ったオーダーメイド治療を行なっています。スポーツされるかたの体のケアもおまかせください。
またマタニティー、出産後のケアも行っております。
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