院長日誌23日目 変形性膝関節症 骨の変形は何故起きるのか? 予防と対策 

こんにちはやお駅前鍼灸接骨院の前川です。
八尾では神社やお寺でのお祭りが開催され賑わっていますがいかがお過ごしでしょうか?
大阪のコロナの最高人数が更新され日を追うごとに感染者が増えていますが手洗いうがい誰かと2m以内で会話を行う場合はマスクをし感染対策をしっかりと行いましょう。
まだまだ熱中症も多いので注意が必要です。
外出時屋外ではマスクを極力外し熱中症対策を行なってください

今日は変形性膝関節症のお話です。

変形性膝関節症

変形性膝関節症はその名の通り膝の骨が変形し椅子の立ち座りや歩行時などに痛みが出る病気です。
一般的には膝を動かすことで膝の軟骨が削れ変形していくと言われていますがもう少し細かく見ていくと2つの大きな原因が見えてきます。

また変形は治りませんが痛みはしっかりと取ることが出来ます。

骨の変形は何故起きるのか?

骨が変形を起こす原因は2つ

1 熱

2 荷重のかかり方
 です

1 熱が引き起こす作用
人の身体は関節や筋肉を動かすことで摩擦熱が発生します。
その摩擦で作られた熱が蓄積していき骨を変形させていきます。
骨の主成分はカルシウムですが骨の枠組みを作っているのがコラーゲン状のタンパク質です。
カルシウムは熱に強いですがコラーゲンは熱に弱く、40℃で溶けて形を保てなくなります。
その状態の骨に体重などがかかり骨の枠組みの形が変わってしまいます。
形が変わった枠組みにカルシウムが沈着していくため変形していきます。

2 荷重のかかり方
骨は骨ピエゾ効果という作用があり骨に圧力がかかると骨が引き締まりカルシウムの沈着が進んでいきます。
本来とは違った方向に荷重がかかってしまうと違った方向にカルシウムが沈着してしまうため変形を助長させてしまいます。

治療法

膝の熱を取る
まずは膝をしっかりと冷やし熱を取ります。
熱が残った状態が続くと変形がどんどん進行してしまいます。

骨盤矯正
身体のゆがみをしっかりと整え荷重をまっすぐかけれるように調整します。

膝関節の整復
膝関節に軸圧をかけながら曲げ伸ばしをし膝の関節を整えます。

筋肉を整えるローラー
関節をかばうために負担がかかる筋肉を緩め繊維を整えます

テーピング
膝のサポート、安定感を出すためにテーピングをします。

しっかりと治療をしていくと変形はなかなか治らないですが痛みを取っていくことはできます。

予防と対策

1 熱の作用に対する予防と対策
歩いたあとや負担をかけた後にアイシングを行うことです。
上でも書いたように身体を動かすと摩擦熱が発生するためその熱を取り除き変形を抑えていく必要があります。
アイシングに関する説明は『院長日誌5日目 年末年始』をご覧ください

2 荷重のかかり方に対する予防と対策
身体のゆがみを整えること、歩き方を見直すことです
身体がゆがんでいる状態で身体を動かすと荷重がまっすぐ乗らずに骨への負担を増大させてしまいます。
また歩き方によっても荷重のかかり方が変わってしまいます。

この二つを実践することで関節の変形の予防につながります。

詳しい歩き方などはスタッフにお尋ねください

近鉄八尾駅徒歩3分 やお駅前鍼灸接骨院

このように当院では痛みだけでなくその人の生活習慣などを見直し同じ症状が再発しないように指導させていただいています。そしてその人に合ったオーダーメイド治療を行なっています。スポーツされるかたの体のケアもおまかせください。
またマタニティー、出産後のケアも行っております。
体のことでお困りの方は一度ご相談ください。

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